ホワイトバンド

 最近何かと話題の「ホワイトバンド」をウチの店でも置いてます。「これをしてる人は世界の貧困に関心がある」とかいうやつです。
 最初、発売日に50個入れて3日ぐらいで売り切れ、追加注文した分が昨日入荷しました。
 遅番でこれを買った子がいて、みんなから「偽善者」呼ばわりされてます。だって、年末あたり「新車を買った」って騒いでたんですよ? まだ大学生ですよ? しかもマツダのベリーサですよ!? いくらすると思ってるんですか。
 微妙に論点がずれてますが、要するに「関心があるってことを見せ付けているだけ」だと私は思うのです。何でそんなこと他人に誇示する必要があるんですか。
 そもそも、これは300円のうち1〜2割は販売店の利益になり、メーカーだって無償で作ってはいないでしょうから、その分も引いた額が寄付金になるのです。消費税も入ってるしね。それなら300円丸まるユニセフに募金でもした方がいいんじゃないですか。
 先日、コンビニから出てきた学校帰りの高校生がこのバンドをしているのを見ました。貧困に関心があるといいつつ自分は買い食いをしている。所詮は見た目だけの話。秋になって長袖を着る頃、どれだけの人がコレをしているか、今から楽しみです。(その前に黄ばんでくるという意見もありました)
 G8も結局ロンドンのテロに議題もってかれたしね。