癒し系

 行ってまいりました「妖怪大戦争」試写会に。
 「妖怪会議」は基本的には映画に関してのトークだけだったんですが、京極先生司会ですか?ってくらい喋ってましたねー。
 映画のキーワードは「小豆は身体に良い」っていうことらしいです。それを言いつづけたが故に、「日本和菓子協会」が協賛してくれたと嘘かホントか分からんこと言ってました。
 地震のとき、先に客席の方が揺れ始めて「地震?」ていう声が上がる中、気づかず喋り続ける京極先生。その後すぐトークは止まりましたが、揺れが収まってから「水木先生は(地震に)気づいておられないかもしれません」って……。
 トークの後、マスコミの撮影があって、それから試写会という順番でした。観客をバックに、CMに使うっぽい映像を撮ってました。


 映画は……面白かったです。これこそ、この夏最高の癒し系映画ではないでしょうか。妖怪「スネコスリ」がもんのすごく可愛い!! 見た目「毛の長いハムスター」の「ぬいぐるみ」なんです。これが神木君の頭の上にちょこんと乗っかってたりするんですよ。そんでキューキュー鳴いてんですよ。これが癒されずにおられようか。あとは菅原文太のおじいちゃんも癒しポイント高し。小豆は身体に良いんですよ……。
 そしてやはり出ていた佐野史郎「怪」編集長役でした。あと、エンドロールで名前を見るまで気づかなかったんですが、大沢在昌も出てた……。思い返してみればたしかに。
 そんな部分も含めて、面白いつうより楽しい映画でございました。トヨエツの最後の台詞が「豆……」。どこまで笑かす気なのかと。
 欲を言えば、加藤役のトヨエツの喋り方が静かすぎかな。「帝都物語」の映画と比べてしまうので、もうちっとおどろおどろしくても良いかも。


 最後に「小豆」と「小豆茶」をお土産に頂いて帰りました。
 そして初めて「中野ブロードウェイ」に足を踏み入れました。
 と締めようと思ったら、総武線動いてなくて帰れません。三鷹方面は辛うじて動いているのに、新宿方面が完璧に固まってる。東西線が動いてたんで、改札で「振替乗車票」なる切符をもらい、とりあえず乗ってからどこで乗り換えればいいのかと考える始末。山手線が動いてたから、馬場で乗り換えた後はスムーズでしたけどね……。いちど新大久保で「先が詰まってる」って停まってたぐらいで。
 帰宅してからニュースを見たら、京葉線がまだ止まってるとか言ってた……。ああ、千葉だからか。


 小豆を母に渡したら、一発で「小豆洗いだから?」という言葉が返ってきました。