今週のオススメ本

鳥山石燕「画図百鬼夜行全画集」角川文庫　

　京極ファンならこれを避けて通るわけには行きますまい。京極堂シリーズ内で一躍有名になった「鳥山石燕」の妖怪画が、ついに１冊の文庫本に！！　よくやった！！　「画図百鬼夜行」だけでなく「今昔画図続百鬼」「今昔百鬼拾遺」「百鬼徒然袋」も収録。（と言われて違いの分かる人いるんかな……）解説は「妖怪馬鹿」の一人、多田克己氏。これでたったの７００円。京極読むならとりあえずこれも買っておけ、と。
　いちおう「妖怪大戦争」の関連本として出版されたようなんですが、あの映画じゃ妖怪の名前もなにもあったもんじゃないからなあ……。いっぱいいすぎて区別つきません。