魔の交差点

我が家の裏には、家を一軒隔てて十字路があります。下り坂の下が太い道と交差してると思ってください。
ここ、よく車同士がぶつかるんです。太い道のほうが当然優先道路なので、坂を降りてきた車は一時停止をしなきゃいけないんですが、何故かそのまま突っ込んで右折をしようとして、左から来た車とぶつかる。
が、私の知る限り怪我人が出たことは一度もありません。車とバイクがぶつかっても人間は無傷。
今日も私がお風呂に入っている時に、外で「ガチャン」という音が。「あー、ぶつかったな」と思っていると、コンタクトを外しにきたらしい母がドア越しに「そこでさっき車がぶつかったよ」とわざわざ御注進にいらっしゃいました。
こういう時、当事者はまず携帯で職場に電話し、どちらかが警察に電話をします。そしてお巡りさんがチャリンコで駆けつけ、書類を書いて「気をつけてくださいねー」でハイ左様なら。
そして後には現場検証などの後もなく、事故前と変わらぬ道路があるのです。(時々何かの破片が落ちていることはある)
…………おかしいよ、何かがおかしいよこの交差点。
まあ何故怪我人が出ないかは、下り坂を降りてきた車が右折のためにスピードを落としているのと、直進してくる車も直後にカーブがあるので多少スピードを落としているから、で説明はつきます。まあむち打ちぐらいにはなってるかもな。
それより、何故ここだけこんなに事故が多いのだ。ていうか、何故警察は何もしないのだ? 注意書きとか標識立てるとかあるだろう。



………ん? あ、車で思い出した。私も免許を取って一年経ったので、初心者マーク取れるんですねー……。